開発技術株式会社は建設コンサルタント、補償コンサルタント、測量調査を専門とし社会に貢献する会社です。

地上3Dレーザースキャナー

3Dスキャナーの特徴

○測量は広範囲を短時間で観測が可能。災害現場など迅速性が求められる場所にも対応。
○点群は色の取得も可能な為、写真のようで視覚的にわかりやすいデータとなる。
○モデリングを行い、地形を立体的に把握でき断面図の作成、出来形管理、ICT建機に入力する地形データなど、データをマルチに活用できる。
○危険箇所でも離れた場所から安全に測量が可能。災害現場など作業員に危険が及ぶ可能性のある場所でも安全かつ効率的にデータを取得できる。
○レーザによる測量では明かりの灯せない、洞窟や建物、触れてはいけない文化財など従来では困難な測量も可能。森林調査では木々を一本一本調べることも不要となり、大幅な時間やコストの削減につながる。

平面図・縦断図・横断図

通常の測量と同様に、基準点を作成し、基準点上に機器(3Dレーザースキャナー)を設置し、必要範囲の観測を行う。カメラ機能があるため撮影も可能で、観測点につき10~15分程度で終了する。
地上型3Dスキャナ及びUAV(ドローン)も併用すればより効率が上がる。

   

補備測量は機器をTSモードに切り替えるだけで観測が可能で、構造物や地形の変化点等を観測。
黄色点は、補備測量により取得した構造物や地形の変化点の位置で草木等が茂っている箇所でも、補備測量により地表面のデータ取得が可能となる。
現地での観測は、これで終了。

               

専用プログラムにより、上記データの不要の点群を処理(削除)して、三角網を作成し地表面データを作成する。
地表面の作成を行うことにより、等高線や縦断面、横断面の作成が可能となる。

        


     

前項で作成した三角網に、線形データを組み合わせ、平面図、縦断図、横断図の作成が可能となる。
No.測点、曲線要素の他に断面変化点等の必要な測点の設定が容易にできる。

        
        

説明会の様子

群馬県某土木事務所にて、【3DスキャナによるICTへの活用】の説明および実演を行いました。起工測量から出来形検査までの一連の流れと点群観測についての説明を行い、それと同時に3Dスキャナにより会議室内の観測を行いました。終始、興味津々な様子で最新の技術に対しての関心が高い事務所だと感じました。説明終了後にも、多種多様な質疑の中、貴重なご意見をいただきました。当社にとっても初めての試みで不安はありましたが、非常に良い経験をすることができました。今後も機会があれば積極的に実施してきたいと思います。
(営業部 M.N)

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